カテゴリー:歴史上の事件
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故事として知られる「元の木阿弥」は、良くなったものが元の状態に戻ってしまうという意味の言葉である。これは、戦国の武将筒井順昭(じゅんしょう)がその死を隠すために影武者として用いた木阿弥という盲人に由来すると言われている。…
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島清興(しまきよおき)は、石田三成の参謀・軍師として戦国から安土桃山の時代に活躍した武将である。通称「島左近」という名で知られており、鬼左近として恐れられるほどに実力を持っていたと言われている。
彼の前半生は不明で…
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南北朝時代に編纂された説話集・神道書である『神道集』の「諏訪縁起事」に登場する甲賀三郎は、大岡寺観音堂縁起のほか民話にも登場する伝説上の人物として知られている。甲賀三郎の伝説は、ものによってところどころ違いはあれども、お…
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源頼朝は、初代征夷大将軍として初めて武士による政権を作った人物であり、鎌倉幕府を作りおよそ700年近くに渡る武家政権の礎を築いたことで知られている。しかし、頼朝の死後は源氏による将軍は廃嫡となり、実権は北条氏によって奪わ…
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中国の内モンゴル自治区からモンゴルにかけて広がる、世界で4番目の大きさを誇るゴビ砂漠では、これまでいくつもの奇妙な痕跡がGoogle Mapの衛星写真をとおして発見されている。その奇妙な建造物や地上絵に対して、これまで多…
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画像『遠野物語 全訳注 (講談社学術文庫) 』
民俗学者柳田國男が発表した『遠野物語』(1910)は、今もなお人々に読み継がれる説話集である。彼の代表的な著作としても知られており、民俗学者谷川健一は「私たちが失った…
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中国のとある人工湖の地下には、専門家から 「中国のアトランティス」 と呼ばれる忘れられた都市が存在している。
「獅子の都」 または 「紫城」 として知られるこの水中都市は、中国東部の尖頭湖の水面下40メートルに隠さ…
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トウモロコシは、世界で最も広く栽培されている作物の一つである。それは人間と動物の両方の食品に使用され、特にアメリカ大陸の先住民族にとって大きな文化的意義を持っている。しかし、その重要性にもかかわらず、この穀物の起源は1世…
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1980年代後半から90年代にかけて、坂本弁護士一家殺害やサリン事件など日本犯罪史上類を見ないほど社会に衝撃を与えた「オウム真理教」。Alephなどの後継団体が、現在もなお公安調査庁から警戒されているなど、今なおその影響…
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江戸時代初期の剣術家、特に剣豪として現代でも知られる宮本武蔵。いわゆる二刀流という二刀を用いた二天一流兵法の開祖としても有名な武蔵は、巌流島の戦いにおける佐々木小次郎との決闘や、自著『五輪書』で記される無敗伝説に基づき、…