山陰地震の発生により、もはや日本中何処も安心できないことが分かった。
逆に東海や四国など大地震が近いと言われているエリアが無事であり、今まで地震のイメージがなかった意外な場所の方が危険なのではないかと、噂されている。
そんな中、アトラス編集部宛に牛女の目撃談が寄せられた。
三十代の女性Aさんが先週、東京から金沢に帰郷した。高校時代の同級生の結婚式に出席するためであった。
結婚式は盛り上がり、独身者のみが参加する二次会はオープンテラスで行われた。この二次会において、ひたすら食べ物を喰らい続ける着物姿の女性がいたという。
しかも、目から下を覆う大きなマスクをしており、食べる時は扇子で隠していた。
(あの人は変だ)
この女性に興味を持ったAさんは、背後に回り込み、後ろからその顔を覗き込んだ。なんとその顔は目から下が牛そのものであった。
(うっ、牛女だ)
怯むAさんの方に向き直った牛女は、一言こう言った。
『た ぶ た』
一体この言葉の意味するのはなんであろうか。
なお、ATLASではいままでに何度か牛女を題材にしたアーカイブがある。六甲山の牛女は3種類、「牛の首」伝説と「牛女」の関連性、心霊スポット扱いされたお寺が対策「牛女は引っ越しました」 、六甲山の妖怪「ハッスルじいさん」「牛女」 、牛女の暗示、新潟北陸地震、大震災の前兆、「牛女」を見た人々、牛は地磁気を感知して地震を予知する、熊本で広がる「牛女」の噂、などである。
(ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)