1990年代から「肉眼では確認できず、動画にしか捉えられない」とされて注目された謎のUMA「スカイフィッシュ」。
白い棒状の体をもち、周囲に波打つヒレのようなものが存在する空飛ぶ棒のような姿をしているため、海外ではフライング・ロッズとも呼ばれている。
90年代に撮影された動画に偶然、今まで誰も目撃した事のなかった生物スカイフィッシュの姿が捉えられた事から世界的に注目を集め、発見されていなかったのは肉眼では捉えられないほど光速で飛ぶためであるとか、死んでしまうと体が溶けて消えてしまう、物体をすり抜ける能力があるから気付かれたり発見される事がなかったのではないか、という仮説が多くあった。
現在では動画の検証の結果、虫などの生物がカメラの前を横切る事で起きる残像現象、モーションブラーによってこのように見えるのではないかと言われている。
だが、それだけでは説明のつかないスカイフィッシュの動画や写真も撮影されているのである。
こちらはメキシコのポポカテペトル火山の様子を捉えた、火山観測用の定点カメラが捉えていたものだ。
画面の左から右へ、正しくスカイフィッシュの姿をした謎の物体が二つ一直線に横切っていく。また、画面中程まで来た所で、もう一匹のスカイフィッシュが画面上から斜めに降りてくるのである。
果たして、この生物の正体は何だったのか。
やはり従来と同じモーションブラーによるものであるという意見もあるが、実際にスカイフィッシュが飛来した様子を捉えたものであるという反論も存在している。
また、この動画が撮影された場所に注目する人々も存在している。本アトラスでも何度か紹介しているが、この火山は昔からUFOの目撃証言が多く、近年でも噴火や火山活動が活発になる度にUFOが目撃され、動画にも撮影されている事から、火山の中にUFOの基地があるのではないかと言われている。
もしかすると、これまでUFOと思われていたものの中にはスカイフィッシュも含まれているのでは、という意見も出てきている。
このスカイフィッシュがよく目撃される場所に、メキシコのゴロンド・リナス洞窟が上げられる。やはり、メキシコには謎の未確認生物が生息しているのだろうか?
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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