パラレルワールド…あなたも入り込んでしまうかもしれない

 『パラレルワールド』とは、よくSF小説のモチーフで使用される設定だが、我々が住む世界と一見似ているものの、”ちょっとだけ違う世界”、それが『パラレルワールド』である。

 例えば、現実の社会では男っぽい女の子が、『パラレルワールド』では女っぽかったり、現実の社会では仲の良い友人同士が、『パラレルワールド』では敵同士であったり、そのギャップを楽しむのが、『パラレルワールド』を使った創作物の満喫方法である。




 なお、『パラレルワールド』は、『並行世界』、『並行宇宙』、『並行時空』とも呼ばれており、無数無限のバリエーションがあると言われている。当然のことではあるが、そのどの世界にも”自分”が存在しているし、どの”自分”も自分とはまったく同じではなく、容姿や性格や能力が違うのだ。

 この『パラレルワールド』の魅力とは、まったく違う世界ではなく、”少しだけ違う”という部分がみそなのであろう。

 この現実社会に対し、少しだけ違う『パラレルワールド』は、何故発生しうる可能性があるのであろうか。それはタイムパラドックスや歴史の修正ではないのだろうか。これまたSFではよくある話なのだが、未来には無限の可能性があって、その瞬間瞬間、選択する未来の数だけ無限に新しい時間軸が分岐していく、もしなんらかのパプニングでAという選択肢を選んだ時間軸上の人間が、Bという選択肢によってできた時間軸上に飛んでしまったら、どうなるのであろうか。『パラレルワールド』特有のちょっとだけ違う異界に困惑するのは間違いない。




 いや、このような事態は未来の選択肢間の移動によってだけ起きるものではない。もし何者かが過去に行って我々が生きている時間軸に干渉し、歴史を変えた場合、我々は知らないまま現行の歴史が変更されていることになる。場合によっては自分の存在が消えてしまうこともあるかもしれない。しかし、過去で操作され時間軸が一斉に変化した場合、その時間軸上の人間は誰も気がつかないはずである。(同時にタイムトラベルで過去に干渉されず、元の歴史のまま流れる時間軸も別途に存在するはずである)

 このようなことが起こったにも関わらず、過去の干渉前の時間軸の記憶を持つ人間がいた場合、ある日突然、周りが少しだけ違っていることに気が付くかもしれない。よく”存在したはずの同級生”を誰も覚えてないということがある。この現象などは時間軸が変わったにも関わらず自分だけ、違う時間軸の記憶を維持していたことから生まれる現象ではないだろうか。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)




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