【妖怪ウォッチ研究序説】出ていってしまうと恐ろしい事が…?家に住み着く子供の妖怪「ざしきわらし」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説していくコーナーです。

妖怪ウォッチでも「住みついた家にささやかな幸福をもたらす」と紹介されている、子供の姿をした妖怪がざしきわらしだ。




ざしきわらしは主に岩手県を中心とした東北地方に伝わっている妖怪である。一般的におかっぱ頭で5、6歳ぐらいの子供の姿をしているといわれており、不意に奇妙な音を立てるなどのイタズラもするが、基本的に姿を見せることはあまりないという。

今でも東北にはざしきわらしが住み着いているという家や旅館があるが、運良く姿を見ることができた人の元には幸運が訪れると言われている。実際、ざしきわらしが出るという旅館の宿泊予約は数年先まで埋まっているという。

しかし、どんなに栄えている家でも、ひとたびざしきわらしが出ていってしまうと途端に没落してしまうという。岩手県の遠野市にある旧家には、昔から二人の女の子のざしきわらしが住み着いていると噂されていた。




しかし、ある日近くを通りかかった人がこの家から二人の少女が出ていくところを目撃。それからほどなくして旧家に住んでいた人々が皆きのこの毒に当たって死んでしまい、少女たちの歩いていった方角にある別の家が富み栄えるようになったという。

富をもたらしてくれるが、実は恐ろしい性質をもつ妖怪がざしきわらしなのかもしれない。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)


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