現在も精力的に活動している人工知能研究の世界的権威、レイ・カーツワイル氏。
彼はオムニ・フォント式OCRソフトや音声読み上げ機の開発など様々な業績を残しているが、未来学者としても有名である。
そんな彼が予測した未来は、生半可な予測よりも的中率が高く、1990年代半ばには世界中のあらゆる組織や個人を結びつけるワールドワイドなコンピューターのネットワークが登場する、1998年頃にはチェスでコンピューターが人間の打ち負かすなど、様々な予言を的中させている。
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【翻訳】ミチオ・カク & レイ・カールツワイル
彼は以前、「発明というものは時宜にかなっていないといけない」と語っている。その発明品が必要になった時に考え始めたのでは遅すぎるし、かといって早過ぎると世間に受け入れてもらう事はできない。
せっかく世界を変えるかもしれない大発明をしても、広く使ってもらえなければ全くの無駄になってしまう…そこで、必要とされるものがちょうど間に合うように開発するためには正確に未来を予測することが必要だとカーツワイル氏は考えた。そして1980年台後半に自身が考案した理論を元に未来を予測していったのである。
その結果導き出されているものなので、的中率は非常に高い。そんな彼は遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学の融合によって将来的に人間は不死を得るとしており、自身の墓石には生没年として「1947〜EVER(永遠)」と彫られているという。
果たして、本当に我々が近い将来、不老不死を得ることはあるのだろうか。
なお、不老不死に関するアーカイブは他にも「日本の大学の記者会見に400年前の江戸っ子が乱入」
「40歳若返る薬が実在する」「キアヌ・リーヴスは100年以上前の写真に写っている」「さまよえるユダヤ人、キリストが再来するまで死ねない男」「タモリ仙人伝説、夕食を食べないから歳をとらない」「藤田紀子は20年前から歳をとってない」「始皇帝と徐福が憧れた不老不死 」「不老不死の生物「太歳」 」「加藤諒は不老不死だけど高血圧」「プーチン大統領不老不死伝説」「鳥越俊太郎は不老不死か?終戦時に20歳だった? 」などがある。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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