アトラスでも報じたが、麻原彰晃死刑執行に、オウム真理教の後継団体がグラついている。この日に合わせて、公安警察もオウムの後継団体である「アーレフ」「光の輪」「ケロヨンクラブ」の各拠点に警察官が配置されて、不穏な動きがないか監視を続けている。
特に「ケロヨンクラブ」は、「麻原彰晃の教え、つまり原点に帰るべし」と言う考え方を強調しており、公安サイドはかなり神経質にその動向を伺っている。
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最も危険なグループは、既存の後継団体に所属せず、アンダーグラウンドでつながりを持ってフリーで動いている連中である。警察サイドが認識しているだけでも30数人の潜伏オウム信者が存在し、一部の連中は報復テロを行う可能性があるといわれているようだ。
あくまで噂レベルと前置きするが、オウム真理教時代に製造されたVXガスもどこかの山中に隠匿されているという情報がある。
すでに後継団体では、「麻原は権力者によって葬られた真のメシアである」という考え方が広がりつつあり、麻原をキリストのような象徴として扱っている。中には真剣に麻原が死後数日で復活すると信じている者さえいるようだ。
この週末、報復テロが起こらないことを心から祈りたい。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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