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いつ建造されたのか?キリスト教の聖地で新たな発見





キリスト教、イスラム教、ユダヤ教3宗教の聖地が一つ所に存在する場所、イスラエルのエルサレム。

ここに存在する聖墳墓教会はイエス・キリストの眠る場所に建っていると信じられており、1,700年以上前に成立したものと考えられている。聖地ゆえに歴史も長く、十字軍の時代には既に当時から約1000年は前のものと考えられていた。

しかし、アテネ国立技術大学の研究者が実施した調査結果によると、聖墳墓教会が実際にはかなり新しいものであることが明らかになった。

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この発見は、イエス・キリストが当時実際にその場所に埋葬されたことを証明するものではなく、ローマの最初のキリスト教徒皇帝コンスタンティヌス帝の時代になってから成立したものである事を示しているという。

彼の支配下となったのはキリストが亡くなったとされる時代から死後約300年後であり、彼が信仰心と信念に基づいてこの教会の基礎を建てたという事になるとのこと。

聖墳墓教会の修復を担うチーフ・サイエンティスト・コーディネーターのAntonia Moropoulou氏曰く「これは非常に重要な発見です。なぜなら歴史的にもわかっているように、コンスタンティヌス大王はキリストの墓とされる場所を石灰岩で覆い、この地を守ることに対して責任があると考えていたであろう事が伺えるからです」と語っている。




(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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