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「コン・バトラーV」2つの史上初、再現可能な変形合体&ヒロインのシャワーシーン!?

『超電磁ロボ コン・バトラーV』(略称「コンV」)は、1976年から77年にかけて放送されていたロボットアニメ。

地底深くで長く息を潜めていた異星人が開始した侵略行動に立ち向かうべく、また選ばれた5人の戦士たちと巨大ロボが戦いに臨むという粗筋となっており、5人の戦士はバトルマシンを操縦、そしてそれが合体することでスーパーロボットとなる。

「V」とは、すなわちこの5機合体の意味を持っている。

日本初の合体ロボットアニメと言えば『ゲッターロボ』であり、コンVが元祖・先駆けというわけではない。しかし、本作の最大の貢献は別のところにある。ゲッターは、現実では再現不可能な変形合体となっており玩具では不満が大きかった。

だが、コンVは玩具メーカーのデザインによって、少々無理やりな部分はあるとしても、可逆的に合体や分離が可能な合体ロボとして成立した。このため、「玩具で再現可能な変形合体ロボ」という点ではコンVがまさに史上初のアニメとなっている。その出来は、ゲッターの玩具に不満を持っていたファンを感心させるほどの完成度であったという。

ところで、本作ではもう一つの「史上初」がある。

バトルチーム5名のうちの一人であり唯一の女子である南原ちずる。現在でも、人気の高い美少女キャラクターとして知られており、非常に印象的な紅一点となっている。

当時ロボットアニメには、ヒロインキャラのサービスシーンと言えるものがたびたび見られており、例えば『勇者ライディーン』の桜野マリは、「パンチラヒロイン」の元祖とも言われるお色気キャラとしても知られており、マジンガーZには、第52話「甲児ピンチ!さやかマジンガー出動!」にてヒロイン・弓さやかの入浴シーンがある。

さて、一方の南原については、アニメ第16話「非常事態!一号機墜落」にてがっつりとシャワーシーンが描写されており、実はこれが日本のテレビアニメで初めてのシャワーシーンだと言われている。

なお、弓さやかに関してはコンVの放送よりも前の1974年、劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』でシャワーシーンは存在しているが、こちらはあくまで仕切り越しとなっている。裸体を晒してのシャワーシーンとしては、やはり南原がその一歩先を突き破ったと言えるだろう。

【参考記事・文献】
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45537.html
https://dic.pixiv.net/a/%E5%8D%97%E5%8E%9F%E3%81%A1%E3%81%9A%E3%82%8B
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013037260
https://x.gd/0HmH2

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【文 黒蠍けいすけ】

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