渡辺美里は、歌手・作詞家・シンガーソングライターとして活躍する人物である。
1985年、ドラマ『スーパーポリス』の主題歌「I’m Free」(米ミュージシャンのケニー・ロギンスの楽曲のカバー)でメジャーデビューをし、翌年には自身最大のヒット曲となる「My Revolution」をリリース。この「My Revolution」は、小室哲哉が作曲を手掛けたことでも知られ、また小室自身が世に知られる出世作にもなった曲だ。
1986年から連続21回、毎年西武ライオンズ球場でコンサートを行なっていており、これが縁となり西武ライオンズファンとなったという。2025年でデビュー40周年を迎えるが、その間にレーベル移籍や活動休止を一切していない。
日本の原風景を感じさせる描写や、日本語の美しい響きを取り入れた曲も多いという評価を得ているが、こうした自身の手掛ける歌詞へのこだわりは、彼女の祖母の影響が強かったという。


祖母は俳句の先生をしており、家に飾られている祖母の書いた達筆の俳句の短冊を見ながら、何と読むかを聞いたり、言葉の意味を自分で調べたりしていたという。風景描写も、夏休みや冬休みのたびに遊びに行っていた祖母の家のある京都のイメージであったようだ。
そんな彼女は、吉本新喜劇の大ファンであるという。
先の祖母の家へ遊びに行った時も、吉本新喜劇が始まる時間になると遊びを終えたり、また今でも眠れない時はYouTubeで吉本新喜劇を見ながら眠りにつくという入れ込みようだ。
2013年には、かつて仕事で懇意となった新喜劇のメンバー・石田靖の声掛けで、年に一度行なわれる新喜劇特別公演『石田笑店』のゲストとして渡辺が出演することとなり、自身が大好きだった新喜劇の舞台についに立つことができた。
【参考記事・文献】
・http://news.yoshimoto.co.jp/news2013/2013/10/entry43911.php
・https://www.uta-net.com/user/otona/otona_interview/1509misatowatanabe/index.html
・https://ameblo.jp/misatowatanabe-blog/entry-12234817911.html
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【文 ZENMAI】
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