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俳優「尾美としのり」大河ドラマ『べらぼう』でどの場面に出てた?

尾美としのりは、俳優として活躍する人物。

俳優になるきっかけとなったのは、幼稚園の頃に劇団ひまわりに入団したことに始まるが、この入団は本人の意志であったという。

幼稚園に通っていたある時、「同じ時間に同じ場所へ行く」というルーティーンに居心地の悪さを感じ始め、仮病で休むことが多かったという幼い尾美。

そんな頃、とある幼稚園の友達の欠席が「コマーシャル撮影」のためだと知って羨ましくなったという。これは、テレビに出られるというよりも、幼稚園に行きたくないが故の志願であったらしく、劇団に入ってからもレッスンにあまり通わなかったせいで、オーディションを受けてもたびたび落ちていたという。

1973年、ザ・ドリフターズの映画『チョットだけョ 全員集合!!』にて、7歳で映画初出演を果たし、のちに1978年に『火の鳥』、1979年に大河ドラマ『草燃える』など、以後も数々の作品にて出演。

1982年には、『転校生』にて主演の一人に抜擢されるが、次のようなエピソードがある。

当初はオーディションで獲得した役が気に入らず、監督の大林宣彦の質問などにわざと嫌われるような受け答えをしていたそうだ。結果として、大林から他の役にするという打診が通り、喜んだ尾美は肩まで伸びていた髪をバッサリと切り落とした。

ところが、大林はこれを「髪を切ってまで映画に懸けてくれている」と”誤解”し、これによって尾美が主演として抜擢されるに至ったという。その後、大林が監督を務める作品に尾美は重用されることとなり、計19作品まで出演することになった。

そんな尾美は、2025年現在放送中の大河ドラマ『べらぼう』にて、蔦屋重三郎にとって最大の協力者と言われる戯作者・平沢常富役として出演をしているが、ネット上ではとある奇妙な事態が発生。

「べらぼう」にて彼の名前は、第2話から出演者としてクレジットされているのだが、放送中のどのシーンに登場しているのかわからないとSNS上で話題となり、「どこにいたの?」「わからん」「見つけられない」というコメントで溢れている。

ハッキリと尾美であることがわかるのは初登場の第2話で、この回には「源内先生!その節はお世話になりまして」というセリフもあるのだが、それでも出演時間は10秒程度。以後、通りすがりの武家の中に”尾美と思しき”姿が確認されるということなのだが、いずれも1~2秒という短時間であり、第3話に至っては「群衆の奥の方に第2話の尾美と似た扮装の男がいる」ということでこれ自体不確かであるという。

もはや、ウォーリーならぬ「尾美としのりを探せ」状態であるが、実際のところこうなってしまっている理由としては、蔦重が平沢をまだ認識していないためであるため、このような扱いになっていると言われている。

【参考記事・文献】
https://lifeinfo.tokyo/omi_toshinori
https://hitoikijikan.com/omitoshinori-berabou-taiga/
https://news.livedoor.com/article/detail/28169350/

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【文 黒蠍けいすけ】

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