俳優・タレントなどで活躍する太川陽介は、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』や『ぶらり途中下車の旅』といった旅番組の出演で広く知られる人物である。ラジオパーソナリティー、司会者、YouTuberといったマルチな活動を展開しており、近年においては出演番組が高視聴率をただき出すということから、彼は「何かを持っている」という話が業界内で広がっているとも言われた。
ただ、そのようないわば親しまれるキャラとしての彼も全てが調子良く言っているわけではない。
一つには、妻である女優の藤吉久美子の不倫疑惑が上げられる。2017年12月14日、週刊文春にて不倫疑惑を報道された藤吉が、同日の深夜に羽田空港で釈明会見を開き涙ながらに謝罪した。
それによると、旅番組のロケで太川が数日、家を空ける日を見計らって行なわれていたと言われている。
実はこの騒動の中で、これはある人物にまつわる呪いではないかと一部で囁かれていた噂がある。
その人物とは、漫画家でタレントの蛭子能収だ。太川と蛭子は、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』において長年に渡ってともに出演、計画性を重んじリーダーシップを発揮する太川と、それとは正反対の性格ともいえる蛭子の名コンビぶりが人気を博し、業界内においても水道橋博士が「蛭子さんを扱えるのは太川さんだけ」と言わしめるほどに高い評価を得ていた。
だが、全てが上手くコントロールできる訳では当然無い。かつて、この番組では太川が蛭子にガチギレしたというシーンもあり、実際にその様子が放送されたことでも話題となった。
2012年9月1日放送回でのこと、バスの乗り継ぎを教えてもらっていたという太川がそれを忘れてしまい、同行している蛭子と加藤紀子に覚えているかと問いかけたところ、蛭子が「太川さんがメモしてると思ってた。信じられない」と嘲笑気味に返答。
さらに、加藤が「みんなで覚えましょう」と提案したところ、蛭子が「太川さんじゃ心配だなあ」とぼそっと呟いた一言でついに太川は、笑顔ながらも「今回最後にしよう。最終回です」と完全に堪忍袋の緒が切れた様子であった。
実際には5分以上も両者の口論が続いていたと言われているが、結局は蛭子が「ダメだよ。仕事なくなっちゃう」と言ったことで番組終了の危機は免れたという。
蛭子能収に関わると不幸になるといった、「蛭子の呪い」と称されるものは実際に一部では語り草となっており、不倫疑惑やガチギレ回などから太川もこれに漏れず被害に遭った一人であると考えられている。
ただし、彼についてはより深刻な指摘がなされている部分もある。バス旅における特に対決の場面などにおいて、勝利のためであれば仲間の尻も容赦なく叩くほどに厳しい対応をしていたことから、パワハラではないかとの指摘が相次ぐようになった。
この時は、のちに番組を見返して「余裕が無い自分を見て恥ずかしい」とコメントし、その態度を改めるべく努めていくことを宣言した。
しかし、このことは前述した藤吉の不倫疑惑においても浮上していたことだった。会見の際、「妻を信じる」と断言して絶賛を浴びた太川であるが、その一方で彼自身がかなりの亭主関白であったという内情も指摘され、外食の際は藤吉のメニューも全て太川が決定、食事のタイミングは常に彼へお伺いをしなければならないといった強制ぶりであり、そのストレスによって不倫に走ったとも噂されている。
蛭子との共演番組は2017年に終了しているが、妻の不倫疑惑報道および亭主関白疑惑、そしてパワハラ騒動はすべてその蛭子との共演番組が終了したのちに起こった出来事のようである。
蛭子へのガチギレが、太川のその後の良くない話題を呼び起こしたといことなのだろうか。
【参考記事・文献】
太川陽介が蛭子能収に激怒!バス旅「伝説のブチ切れシーン」の真実を太川が告白
https://news.nicovideo.jp/watch/nw6914816
太川陽介 旅番組が高視聴率連発で「何か持っている」の声も
https://www.news-postseven.com/archives/20131110_225904.html?DETAIL
太川陽介「自分が嫌に…」 バス旅での態度猛省「優しさ足りなかった もっと余裕持ってやろうと」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/05/08/kiji/20210508s00041000247000c.html
『バス旅』太川陽介、パワハラ過去を反省「足りないのは優しさ」性格激変? 涙するシーンも
https://npn.co.jp/article/detail/200013158
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【文 ZENMAI】