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【放送事故】土浦花火大会、途中中止で生放送に影響及ぶ





10月6日夜に茨城県土浦市で開催されていた花火大会の会場で、打ち上げ花火が地上付近で爆発し、子どもを含む10人がやけどを負う事故が発生した。

一部報道によると、この日の土浦市は強風が吹いていて、風にあおられた花火の一部が客席に直撃した。花火が落ちた客席は発射地点から100m以上離れた場所にあり、本来であれば安全な場所だった。

土浦花火大会は、大曲(秋田県)・長岡(新潟県)と並び「日本三大花火大会」のひとつとして数えられ、1925年以来90年以上続の歴史がある。




そのため、大会に関しては多くの観光客が観覧し、またテレビ中継も入っていて、BSテレ東や地域のケーブル局ではライブ中継が行われていた。

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そのため、この事故は全国の視聴者が生放送で一部始終を視聴し、花火が客席に落ちた瞬間も逃すことなく放送された。このことからも中継席でのパニックの様子も事細かにライブ配信されたのである。ただしその様子がただ事でなかったことからネットでは瞬時に「放送事故」と表現されていたようだ。




特に茨城県内のケーブル局の慌ただしさは凄まじかったようで、中止か続行かを決める際に花火大会そのものをCMに代替えする回数が多くなったことで、延々と茨城県の地元CMが流れるなどの混乱があったという。

結果的にこの事故により中止となってしまった今年の土浦花火大会だが、ケガをされた方の早い回復とともに、来年の同大会が無事に開催できることを願ってやまない。

(文:安坂由美彦 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

画像©写真素材足成