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神の指紋・フラクタル図形が見える後天的サヴァン症候群、31歳で画家と数学者になった男





2002年、酒場で呑んでいたジェイソン・パジェットは何もしていないのに 見知らぬ二人の男に突如殴られた。殴られた勢いで転倒したジェイソンは頭部を床で強く打ってしまう 。

立ち上がりたくても立ち上がれないほどのダメージで、自分の平衡感覚が狂ったような状態に陥った。医者に行ったが原因はわからず、日常生活で接する全ての現象や物品にフラクタルな模様と数式が見えるようになった。




自分が見ている風景を他人に知ってもらいたくて、フラクタル図形を描くようになり、やがて脳に障害が起きたため発生した「後天性サヴァン症候群」であることが判明した。これは世界に40ほどしか報告されていない珍しい事例である。

パジェットは数学が学生時代から得意ではなかったが、現在は画家、また数学者になってしまった。今も彼は大学で数学を研究している。

なんとも言えない不思議な話だ。

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像&動画 ©Great Big Story/YouTube