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1900年前、後漢の張衡が500キロ先の地震を感知する地震計を作っていた!?





大阪地震に続き北海道地震が発生し、地震研究の必要性が現在説かれている。

世界最古の地震計は、中国の後の頃、天文学者・張衡が西暦132年に完成させているのだ。

地震計は洛陽の雲台に設置され、「候風地動儀」と呼ばれた。




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千年前張衡地動儀地震觀測始祖

この地震計は銅で作られており、500キロメートル離れた場所で発生した地震も感知可能であったらしい。地震計は8方向に龍の細工が施されており、地震が発生するとその方向の龍口から玉が落下し、地震が発生した方向を知らせたとされる。

ある時、地震計が西北の地震の揺れを感知した。しかし、人間の身体では地震が体感できなかった。人々は地震計が間違っていたのだと思ったが、数日後早馬が到着し地震の発生を知った。以降、日々地震計の動きを記録するようになった。

張衡は他にも月食の仕組みを理解し、水時計を制作したり、学者として発明家として大いに活躍した。

この地震計は、後漢の崩壊により失われてしまったが、近年中国の国立博物館によりレプリカが作られ、地震を見事に感知したとされるが、疑わしい部分もある。




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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

画像「中国人民郵政が発行した切手に描かれた地動儀」©ウィキペディア