2018年3月30日、かねてより交際していたお笑い芸人・おばたのお兄さんとの結婚をフジテレビの山崎夕貴アナウンサーが発表した。発表したのは山崎本人がレギュラーで出演していたフジテレビ系列の番組「めざましテレビ」「ノンストップ!」であった。
「めざましテレビ」では妊娠はしていないことと、これからも仕事を続けることを明言していた。周りの同僚アナウンサーたちからは祝福の声が飛んでいた。また、番組立ち上げ当初から協力してきた「ノンストップ!」ではMCのバナナマン設楽から新郎、おばたのお兄さんの露出と収入が低いことを指摘されたが、山崎は「生活できるぐらいは稼いでくれている」と笑顔で回答していた。
大変おめでたい話題だが、この発表に対して不快感を示した人物がいる。
「とくダネ!」のメインMCである小倉智昭が軽い苛立ちを表明したのだ。山崎アナは来月から「とくダネ!」に移籍してくる予定である。移籍してきた初日一発目に、結婚会見を番組でしてくれれば、「オイシかったのに」と小倉アナは不快に思っていたのだ。
しかし、それまでお世話になっていたのは「めざましテレビ」であり、「ノンストップ!」である。社会人の一般常識から考えて、お世話になった職場にお礼を兼ねてスクープを献上するのは当たり前ではないだろうか。
確かに今度は4月から「とくダネ!」にお世話になるが、それはこれからの話だ。長年お世話になった番組、お世話になったスタッフに報いた山崎アナの行動は正当化できる。
小倉アナも半分冗談で言ったのかもしれないが、テレビを見ていてなんだか違和感を感じたのは私だけでは無いはずである。そもそも、同じ番組をやっているタレントたちからお祝い事の報告を受けないとボヤいていた小倉アナだけに、本質的に何かズレている感覚があるのかもしれない。
(大山朱姫 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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