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未来人ブームのはしりとなった人物「ジョン・タイター」その1

近年、様々な「未来からやってきたと自称する人物」がネット上に登場している。

最近では「2030年の未来人Noah」や「2043年生まれで未来を変えるためにやってきた人物」などがYoutubeで動画を公開しており、世界的な注目を集めている。

そんなネットで注目を集めた未来人の原点ともいうべき人物が「ジョン・タイター」だ。彼は2001年3月に「任務を完了した」と残し未来に帰ったとされていたが、「12モンキーズ」と呼ばれる人々を率いて再び活動を再開していると言われている。




更には、「あの大統領の正体が未来人ジョン・タイターだった!?」とする都市伝説が出てくるなど、未だに注目を集めている人物である。

そんなジョン・タイターについて詳しく説明しよう。

ジョン・タイターは2000年の11月2日にアメリカのインターネット掲示板に書き込みを始め、2036年の未来から来たタイムトラベラーであることを明かし、1998年からこの世界に滞在しているのだと語った。

この書き込みに対し、驚きやイタズラだとする批判と共に、数多くの質問が寄せられることとなった。そうした質問に答える形で、タイターはこれから起こる事に関して言及していった。本当にそれは的中するのか、全米のオカルトファンが注目する中で、タイターが語った未来が的中していく。




2000年11月2日に「約一年後にCERN(欧州原子核研究機構)でタイムトラベルの基礎研究が始まり、2034年に初の「タイムマシーン」の完成により研究は完了する」とタイターは予言したのだが、その後、CERNは2007年より、タイムトラベルの可能性を秘められていると言われる、陽子ビームの加速実験を開始する予定があることを発表している(実際には2008年より実験が開始された)。

タイターの予言はその後も続々と的中した。その予言は次回にゆずろう。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『タイム・トンネルDVD COLLECTOR’S BOX Vol.1