業界のウワサ

【立川志らく大激怒】ブ、チ、キレた!「相撲協会はいじめ体質」

立川志らくは、今や落語界で最もチケットが取れない噺家である。師匠・立川談志のスピリッツを受け継ぐ噺家といっても過言ない。

志らくは現在TBS系列で放送されている「ひるおび!」にレギュラー出演しているが、たびたび切れ味の鋭い毒舌コメントを出している。2018年3月30日に放送された同番組においても、貴乃花を処分した相撲協会に対してブチ切れた。特に相撲協会を代表する形で芝田山親方(元横綱・大乃国)が発した以下のコメントに激怒したのだ。

「これからじゃなくて、今まで何をしたかが問題。あなた一人の言動で協会の一万人の家族の生活を脅かしかねないことをした」

この芝田山親方の発言に対し、志らくは「論点ずらしのイジメ体質、軽蔑しますよ。(中略)そもそも横綱の暴力事件と隠蔽が原因だろう!(中略)貴乃花がそうに違いないと騒いだならわかるが暴力追放を貴乃花は叫んだんだよ」 と噛みついた。




筆者も全く志らくの意見に同感である。

元をただせば、一連の騒動は横綱という立場の人間が下の人間を道具を使って殴ったというところにある。確かに貴乃花もやり過ぎた部分もあるが、貴乃花が騒いだために相撲協会は危うくなったのではない。もともと相撲協会が閉鎖的な体質だから、暴力事件が起き、貴乃花が改革を叫ぶことになったのだ。芝田山親方が言っている一万人の生活が脅かされる原因となりうるのは、閉鎖的な相撲協会の体質であって、貴乃花の改革では無い。

神に仕える力人たる相撲関係者が、立場が追い込まれた人間を集団で叩くのは納得できない。融通がきかない貴乃花親方だが、今だからこそ相撲協会全員が貴乃花親方と手を取り合って改革に推進すべきではないか。一万人の生活を心配する暇があったら、まず体質を改めるべきである。まったくもって志らくの主張の通りである。

アトラスでは過去に相撲関連の記事を何回か掲載している。「富岡八幡宮の事件と日馬富士の暴力事件の関連性」「大相撲スキャンダルは日本の結界の崩壊」「アニメ柄のネクタイが大流行?相撲のあの親方も…」「貴乃花グループVS理事長派、リーク合戦」などが人気のアーカイブである。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『毎日新聞落語会 立川志らく2「死神」「粗忽長屋」「金明竹」