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加藤茶が暴露!70年代「ザ・ドリフターズ」には幻のメンバーが存在した…

4月14日に放送された、ビートたけしとゲストが旅をするスペシャル番組『たけしが行く!わがままオヤジ旅3』(テレビ東京)に「ザ・ドリフターズ」のメンバー・加藤茶が出演した。

たけしと加藤は80年代に『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系列)VS.『8時だョ!全員集合』(TBS系列)という、熾烈な視聴率争いを競った、いわばライバルであり、両番組が終了後の「加ト・けん・たけしの世紀末スペシャル!!」(98年)以来、今回は実に約20年ぶりの共演だった。




たけしと加藤は丁々発止のやりとりを見せ、夕食時にはお互いの80年代ならではの「豪快すぎる」エピソードが多数披露されたのだが、話はいつしか「ザ・ドリフターズ」のメンバー、志村けんの話になっていった。

志村は1974年にメンバーだった荒井注がドリフから脱退したことで、付き人からドリフの新メンバーへと昇格したのだが、実は加藤によると、ドリフの追加メンバーは当初は志村ではなくまったく別の人物が内定していたというのだ。

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その人物とはジャズミュージシャンの「豊岡豊」という人物で、彼は脱退する荒井と同い年のベテランで笑いのセンスもあったため、グループのリーダーだったいかりや長介は豊岡を荒井の代わりに加入させようと心に決めていたという。

しかし、豊岡の起用に真っ向反対したのが、加藤であったという。

加藤は自分たちの元でずっと勉強してきて、考えもセンスも似ていた志村の起用をいかりやに進言。結果、加藤のおかげで志村は晴れてザ・ドリフターズのメンバーとしてデビューを飾ったという。




このエピソードは、これまで発売されたザ・ドリフターズの関連書籍でも明かされなかった「秘話」であり、このエピソードにネットではドリフのファンならずとも多くの人間から驚きの声があがっていた。

結果的にドリフは志村の加入により「東村山音頭」「カラスの勝手でしょ」などのギャグが大ブレイク。子供たちの人気者になったのはご承知の通りだが、予定通り追加メンバーが志村ではなく、オジサンキャラの豊岡豊であったならば、ドリフはいったいどのようなグループになっていたのか、現在であっても想像をかきたてる。それはそれとしてまた興味は尽きないところである。

(穂積昭雪 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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