日馬富士の暴力問題に始まった八角理事長派と改革を目指す貴乃花サイドの壮絶な権力闘争は、ますます熾烈になり、混迷を極めている。
二階級降格という処分に対してなんらかの反撃を画策している貴乃花サイドだが、アトラスでも既報の通りabemaTVをバックにした新団体さえも、最悪の場合は想定しているという。
そして今回、冬巡業中に式守伊之助のセクハラ騒動が起きた。しかし、似たような醜聞は今までもちょくちょくあったようで、これまでは強引に隠蔽してきた。それが今回出来ず、外部に漏れてしまったのは、八角理事長の締め付けが緩くなったことの表れである。また一部には、貴乃花サイドに共感した反理事長派のリークだと言われている。
しかし、怒涛の反撃はこれからだという指摘もある。
中でも各週刊誌が書こうと躍起になっているのが、一部の力士が依然としてやっている星の回しあいである。仲の良い力士が勝ちたいときに意図的に星を譲りあっている可能性があるのだ。既にマスコミ内部では、QやZと名前が挙がっている。これもいずれ貴乃花サイドや貴乃花に対してシンパシーを持っている勢力からリークされる可能性が大である。
また、角界で最近噂になっているのが違法薬物である。特にドーピングをやっている力士は何人かが存在するようだ。このように驚愕の情報もいずれ貴乃花サイドからマスコミにリークされる可能性が高い。
10日に行われた新弟子検査で、大鵬の孫や朝青龍の甥がにわかに注目を集めたが、実際に大相撲の明るい未来はいったいどこにあるのだろうか。
(松田ケン ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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