近年中南米を中心に注目を集めた未確認生物で、フライングヒューマノイドというものが存在する。
特徴としては人間に似たシルエットの存在が空に浮かんでいる、というそのままのものだが、姿は様々。基本的には黒い人型のシルエットをした物が多く、時には馬などの動物であるケースも存在している。また、初めて目撃された南米地域では、伝説に出てくる魔女ではないかと噂された。
これは2012年の元旦に北京のとある街角で撮影された動画である。
関連動画
UFO or Flying Humanoid 1/1/2012 China Frame by Frame Analysis
フライングヒューマノイドを捉えた貴重なワンショットとの事だが、よく見ると確かに虚空に不可解な物体がホバーリングしているではないか。ロボットのようなボディに陳腐な手足?に似た物体が吊り下がっており、まるで60年代の空想小説に出てくるキャラクターのようである。
これはズバリ言って、宇宙人に対してレトロな感覚しかもっていない人間によるフェイク映像ではないだろうか。
この浮遊するメカ(或いはロボット?乗り物?)が高度なエイリアン文明が生み出したものとは思えないのだ。また、撮影された日が1月1日である点にも注目したい。中国は旧正月で新年を盛大に祝うが、1月1日も軽い祝日扱いで仕事が休みになったりする。
そのため、この北京で目撃されたフライングヒューマノイドも休日に合わせたいたずらか、風船などを用いた一種の広告だったのではないかとみられている。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 動画 ©jfrissina YouTube