少女たちが目撃した「コブのある赤い目」の宇宙人!?「ヴァルジニャ事件」

近年目撃される宇宙人は、その大半が小柄で灰色の肌、大きな頭に黒いアーモンド型の目をしたいわゆるリトル・グレイ型が大半だ。アメリカはフラットウッズで目撃された3mの宇宙人など、インパクトある外見の宇宙人はあまり目撃されてはいない。

だが、完全に目撃例が無くなった訳ではなく、近年でも見た目のインパクトがある異様な姿の宇宙人の報告はまれにあるようだ。

1996年、ブラジル中部のヴァルジニャという町で、3人の少女たちが異様な人型生物に遭遇した。その生物は茶色い肌で痩せこけた人のような姿をしており、赤く光る大きな目をしていたという。頭には3つの大きなコブのようなものがあり、いびつな形をしていた。また服を着ているようには見えなかったという。

関連動画
Brazil’s most famous UFO incident – The Varginha Incident – Military captures alien being

目撃されたのは1月20日、時間も午後3時と明るい日中であり、問題の生物がいたのも街中の建物の陰であった。

不気味な生物を恐れて少女たちはその場から逃げ出し、大人に自分たちが見たものを報告。生物もその場から逃げ出したのか再び発見されることはなかったが、騒ぎを聞き付けた地元のテレビ局のインタビューに彼女らが答えた事から話はブラジル全土に広がった。




そして、報道の後に自分も同じ時間帯に謎のUFOらしき物体を見たという証言や、軍の人物が謎の生物を運んでいくのを見たという証言まで飛び出し、町は大騒ぎになった。この騒動を受けて、警察は少女らの目撃証言以外に詳しいものはなく、また証言のみで人型生物の実在を裏付ける物証は発見されなかったため、宇宙人騒動は噂が広がっただけにすぎないとする公式発表を行った。謎の宇宙人は単に屈んでいた人間を見間違えたものではないか、とする冷静な見解も出てきた。

しかし、一度広まってしまった騒動は海外まで飛び火し、町は国外から観光客が訪れるまでになった。そしてロズウェルしかり、多くの宇宙人騒動があった町がそうであるように、ヴァルジニャはこの騒動から宇宙人とUFOの町として観光誘致するようになったそうである。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 動画 ©UFO TODAY YouTube

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