UFOに拐われ、宇宙人に出会ったという人は少なくないが、そう主張する人々の大半は世間から奇異の目で見られてしまう。ダニエル・リーデル氏の父親もそんなアブダクティの一人だ。
彼の父、パトリック・マクガイア氏は全国放送のテレビに出演し、宇宙人に誘拐された体験について語り、次は子供たちの番かもしれないと繰り返し警告していたという。マクガイア氏によれば、彼が遭遇したのは”150センチ程度の毛のないヒト型生物”あるいは “スターピープル “と呼ばれる人々だ。
彼は自分の農場で無惨に切り刻まれた家畜の死体を発見、その後数頭の牛が「空に吸い込まれていく」のを目撃したことから奇妙な経験をするようになったという。
当時、マクガイア氏は地域社会で笑い者になっており、ダニエル氏ら息子でさえ父の主張を真剣に受け止めしていなかったそう。しかし、現在になってリーデル氏は心を入れ替えた。その主な理由は、アメリカ政府がここにきてUFOをUAPと呼称を変え、UFO現象の調査を行い始めたことにあるという。
「恥ずかしく思っているのは私の方です。もしどこかの砂漠の基地に、奇妙な訪問者の工作物や死体や写真が本当に隠されていることが判明したら、私たちは過去に父を嘲笑した事に対してどう対処すべきなのだろうか?」とリーデル氏は告白している。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)