UFO・UMA

米森林局によるビッグフット警告文はデマと判明

北米大陸を代表するUMA、ビッグフット。2メートルを超す毛むくじゃらの体に、名前の由来ともなった大きな足が特徴だ。アメリカでは目撃報告が頻繁する地域では記念碑や資料館が建てられるなど、愛されているUMAでもある。

そんな中、アメリカのアリゾナ州にて次のような警告文が掲示されるという事態が起きた。

「ビッグフット警告!」
「カーン川の流量が増えたため、ビッグフットが川縁の魚や植物を食べに高地から下りてきています」

この警告文はアメリカ森林局によるもので、万が一ビッグフットに遭遇した場合の対処法も説明されておりむやみに逃げたり大声を出したりしてはいけないと強調されている。




本当だとすればアメリカ政府の一機関がUMAに対して驚くべき対応をとったということになるが、結局のところこの警告文そのものはいたずら以外の何物でもなかった。

アメリカ森林局によれば、当然ながらUMAのビッグフットを実在する生物とは認めていないこと。またアリゾナ州にカーン川という河川は存在しないというのだ。

「我々は、これはユーモラスなジョークとして行われたと考えています。もしビッグフットが国有林の関係者によって目撃された場合は、正式な森林局のレターヘッドを使うことになるでしょう」と森林局の広報担当者はUSAトゥデイ紙に語っている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/KippUpton