ミズーリ州選出の共和党上院議員ジョシュ・ホーリー氏が、UFOの情報公開に関して「我々は全体像を把握していない」と主張して注目を集めている。
今月初め、米軍の特殊部隊に勤めていたデビッド・グルシュ氏が「アメリカ政府は長い間『人間以外の起源を持つ無傷の、あるいは部分的に無傷の乗り物』(※エイリアンのUFO)を所有してきた」という驚くべき内部告発を行い、アメリカ国内でUFO関連情報の完全公開に対する関心を再び呼び起こすことになった。
この内部告発に興味を示したのはUFO研究家だけでなく、アメリカの上院・下院議員も同様だった。例えばジョシュ・ホーリー上院議員は、米政府当局が把握しているUFOの事例数を「軽視」していると主張、今一度UFO問題に重きを置くべきだと述べて注目を集めている。
「政府に集められているUFO情報の数は、明らかに膨大である」と彼はNewsNationのインタビューで語っている。更に彼は自分の見解であることを踏まえつつ「それは、政府が長い長い間、国民から隠さないまでも、軽視してきたことなのだ」と述べた。
ホーリー議員によれば、政府に記録されているのは”説明のつかない “UFOの目撃例が非常に多いという。
「私はそれらを評価する根拠を持っていない。しかしグルシュ氏が主張しているUFO情報の詳細のいくつかは、私がこれまで見てきた政府の他の事例からすると、もっともらしく聞こえる」
なお、グルシュ氏の主張を受けて、米国下院議会がこれらの主張が正しいのかどうか調査するため、正式に公聴会を開催する予定とのこと。早ければ7月には開催されるそうなので、今後の動向に注目したい。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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