国や文化によって何に価値を見いだすかは様々だ。地域によっては家畜や動物が高額で取引されることもある。
先日、ブラジルのアランドゥでとある牛が非常に高額で取引されて話題になった。
取引された牛は純血種のネロール牛(Viatina-19 FIV)、しかもその所有権の3分の1で699万レアル(140万ドル)という途方もない値段で取引が成立したのだ。そこから計算するとこの牛1頭の総価値は約430万ドルということになる。
信じられないことかもしれないが、現在ブラジルではこの品種の牛の価値が大幅に上昇しているという。ネロール牛はインド原産で真っ白な毛並みと、前肩のすぐ上にちょっと変わった球根状のこぶを持つ牛だ。体が丈夫で低品質の葉でも育つという特徴が、ブラジルでの飼育に特に適していることが判明し、近年需要が拡大しているという。
2021年には同じネロール牛の2分の1の所有権を80万ドルで購入した人がいたそうなので、あまりの高等ぶりに「牛に投資する」人も出てきているとか。この牛バブルはどこまで発展するのだろうか。
World’s Most Expensive Cow Is Priced at a Staggering $4.3 Million https://t.co/GkqfPQj4pW pic.twitter.com/Ddb6Cqv0kI
— ✪ⓏⒶⒾⓇⓄⓁ✪ (@zairolhamisam) June 30, 2023
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)