新しい『ゲゲゲの鬼太郎』を見た!山口敏太郎の番組評価

フジテレビ系列で本日2018年4月1日、「ゲゲゲの鬼太郎」第6期がスタートした。その番組評価を、作家であり妖怪研究家の山口敏太郎がやってみたい。

「ゲゲゲの鬼太郎」は、筆者にとって人生を共にしてきたアニメ作品である。1968年にスタートしたアニメの第一期は幼児の頃に見ていたようだがリアルタイムの記憶は無い。

1971年から1972年にかけて放送されたアニメの第二期は幼稚園から小学校にかけて視聴し、妖怪マニアとして育成してもらった。1985年から1988年にかけて放送された第三期は、大学時代に堪能させてもらった。この頃は立派な妖怪オタクであった。

1996年から1998年にかけて放送された第四期は、社会人となっていた。仕事の疲れを「ゲゲゲの鬼太郎」が癒してくれたことを覚えている。2007年から2009年にかけて放送された第五期は、プロの作家として堪能させてもらった。ちょうど忙しい時期であり、残念ながら毎回見れなかった。

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自分の人生の節目節目に「ゲゲゲの鬼太郎」がいるのだが、アトラスでも報じたように筆者の妖怪図鑑「大迫力! 日本の妖怪大百科」「大迫力!世界の妖怪大百科」が2冊合計で18万部を突破した今年「ゲゲゲの鬼太郎」と6回目の遭遇をしたわけだ。

私淑する水木しげる先生亡き後、懐かしい昭和を思い出すような気分で本日を迎えた。

51歳となった今、新シリーズ放送第一回を見た感想は、率直に「面白すぎる」と断言できる内容であった。いきなり話の冒頭で不謹慎なYouTuberが出てきたり、目玉おやじがスマホを操作したり、ネットで妖怪ポストの場所を聞いたり、いかにも今風の演出がなされていた。一瞬しか見えなかったが、ネットで妖怪ポストの場所を教えたのは「猫娘」ではなかっただろうか。

ねずみ男」や「猫娘」「ぬりかべ」「砂かけ婆」「一反木綿」、我々徳島出身者のヒーローである「こなき爺」など鬼太郎オールスターの登場は来週まで待たないといけないようだが、今後の展開が楽しみになってきた。




それにしても、昭和43年の第一期に鬼太郎の声担当として登場していた声優・野沢雅子が目玉おやじの声担当として登場しているのが大変趣深い。所々、ドラゴンボールの悟空がしゃべっているように思えるが、見事に目玉おやじという大役を果たしていた。

唯一、難点を述べるとすれば、鬼太郎と目玉親父以外のキャラクターが現代風のアニメチックにデザインされている点だ。今の子供たちに受けるために仕方ない方策だと言えるが、少々違和感を感じてしまう。また、妖怪「のびあがり」のデザインも、若干スタジオジブリによる妖怪デザインの影響を受けてるような気がした。

来週からまたひとつ楽しみが増えたわけだが、やはり「ゲゲゲの鬼太郎」や水木しげるは我々日本人の心の原風景である。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©新番組「ゲゲゲの鬼太郎」-東映アニメーション公式HPより

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