先日、ATLASでは『週刊少年サンデー』に連載されている人気漫画『名探偵コナン』においてストーリーの鍵を握る「黒の組織」のボスの名前がついに判明したと報じたばかりであるが、実はコナンファンにとってもっと大変なコトが起こるかもしれないというのである。
それは、今回のボス判明により『名探偵コナン』のストーリーはいよいよ佳境となり、あと数年の間で『コナン』は連載が終了するのではないかとファンの間で噂になっているらしいのだ。
『コナン』最終回近し!の噂を裏付ける証拠は、今回の「ボス発覚」以外にもいくつか存在する。
もっとも大きな根拠は2019年5月の「改元」の影響があるのではないかというのだ・・・。
劇中に於いて、江戸川コナンこと工藤新一はかの有名な架空の探偵・シャーロックホームズにあやかり、周囲から「平成のホームズ」と呼ばれている。
名探偵コナンは1994年(平成6年)から漫画連載がスタートしていて、連載開始時点では「平成のホームズ」を名乗ってもまったく問題はなかったが、いくら「サザエさん時空」(何年たっても登場キャラクターが年をとらない世界観)に生きているコナンといえ、平成年号が終わってからも「平成のホームズ」名乗り続けるのはいくらなんでも可笑しいだろうと思われているのだ。
つまり、改元直前に『コナン』の連載が終了するのではないかと囁かれ始めたわけである。
確かに連載23年目にして突如ボスの名前が発覚したり、作者である青山剛昌氏が休養を発表したりと、何かと賑々しい『コナン』周辺である。
果たして連載終了の噂は本当なのか・・・名探偵と言えども、こればかりはコナン自身も推理することは出来ないだろう。
なお、余談ではあるが、ATLASは2016年5月の時点で『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の「年内終了」の噂を見事に的中させた過去がある。
(文:アリナックス城井 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)』より