連載40周年、2016年後半で単行本総数200巻を達成する予定の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が、「2016年で終了」するという噂が現在インターネット上で話題になっている。
「こち亀終了」の噂は毎年囁かれているが、今回は事情が違うらしく、やや信ぴょう性が帯びていると話題になっている。
話題の発端となったのは191巻以降、単行本のボリュームがアップし値段もあがっているという点である。
2014年に発売された191巻は、約300頁収録で定価が500円となっている。これまでは定価400円でおよそ200頁が基本で191巻以降は約1.5倍のボリュームとなっている。
おそらくは2016年に迎える連載40周年と200巻発売を合わせるための一時的なボリュームアップと思われるが、裏を返せば「200巻以降は続ける予定がないのでは?」といった意見も目立っている。
また、連載30年となった『美味しんぼ』は近日終了が発表され、同じく少女漫画の最長記録を記録していた『あさりちゃん』は100巻で終了と長寿漫画の連載が相次いでいることも噂の原因と思われる。
真相はいかに?
最後に「こち亀」の都市伝説についてひとつご紹介したい。
主人公「両津勘吉」のモデルとなった警官は、実在したという都市伝説もある。
しかし、この噂はウソで、両津のモデルは作者である秋元治氏がかつてお世話になった人物が新潟県佐渡島の旧両津市出身で市の名前から拝借している。
亀有界隈には「俺が両津勘吉のモデルだ」という人もいるが、ほとんどはホラ話であるという。
文:江戸前ライダー