とんでも事件

バドミントン田児・桃田両選手 違法カジノ賭博行為でリオ五輪出場不可か 他にもあったオリンピック選手の不祥事

今月6日、今年開催されるリオ・オリンピックのバドミントン日本代表候補選手だった田児賢一選手と桃田賢斗選手が違法カジノにて賭博行為を行っていた事が判明、問題となっている。

違法カジノ店は、暴力団の資金源になっていると見られており、近年規制が強化され摘発が増えているものの、未だに都内では数百件の違法カジノ店が存在しているとされている。両選手は頻繁に違法カジノ店に出入りしており、多いときには100万単位の金額を賭けていたという。

オリンピック委員会や選手会もこの事実を重く受け止めており、両選手のオリンピック代表資格の剥奪は確実と見られている。

さて、現在はこの二人が注目を集めているが、現役及び引退後に不祥事を犯した五輪出場選手は多い。

記憶に新しい所では、オリンピック代表も有力視されていた競泳選手が、2014年に韓国で行われた水泳の仁川アジア大会でカメラを窃盗したとして問題になった。

1984年にはロサンゼルス五輪に出場していた競泳の日本代表選手4人が大麻を吸引していた事が五輪閉幕後に発覚し、日本水泳連盟会長から監督、コーチらが監督責任を問われ辞任する事となった。

同様に薬物使用で問題となった選手に体操元五輪選手でありタレントとしても活躍していた女がいる。彼女は覚醒剤使用で実刑判決を受けており、2009年の逮捕を含めると都合5回に及んでいる。

また、元長野五輪アイスホッケー代表であった男は、2005年に風俗店従業員の女性より現金を盗んだとして窃盗罪で逮捕され、懲役1年の求刑を受けている。

アテネ五輪柔道金メダリストの男が女子柔道部員に対する暴行事件も記憶に新しい。他にも元体操選手のタレントや元スピードスケート選手らが不倫騒動を起こし問題となっている。バルセロナ五輪にボート競技で出場した男は、2016年1月20日に未成年者に対するわいせつ行為を行ったとして懲戒免職に至っている。

元フィギュアスケート選手の男は、2007年に酒気帯び運転で検挙されている。

現役・引退選手含めオリンピック代表に選ばれるほどの選手は、その競技に邁進する人々にとって目標であり、国民の希望と期待を背負う存在でもある。

重圧の強い立場かも知れないが、だからこそ悪い誘惑に負けず華々しい活躍を見せて欲しいものである。

参考画像URL
https://www.youtube.com/watch?v=__Y2H-d0HTA
https://i.ytimg.com/vi/G2uwT156ues/hqdefault.jpg