未確認飛行物体の姿は日々世界のどこかで目撃されているが、大抵は一人ないしは少数の人間によって確認される事が殆どだ。大人数の前で目撃されることは非常に稀であるし、大概一度きりで継続して目撃されるケースも少ない。
だが、珍しいケースではあるが、一地域で集中してUFOが目撃されるケースも存在している。例えば、ベルギーで謎の三角形UFOが何度も複数人に目撃されるというUFOフラップ事件が起きている。
アメリカはカリフォルニア州ベーカーズフィールドにて、8月に入ってから奇妙な青いUFOが出現、地元の人々に目撃されるという事件が起きている。
このUFOは2015年にも目撃されていたようだが、今年8月になって再び目撃証言が出てきたため、再び注目されるようになった。
ここで目撃され続けているUFOは青く光る謎の物体で、目撃証言は全て夜間のものとなっている。14日に目撃した人物によれば、星よりも少し明るい位の光であったという。また別の目撃者によれば、10分程度空に浮かんでいて北西の方角へ飛び去っていったという。ただ、その際激しく上昇と下降を繰り返していたため、飛行機などではあり得ないと判断したそうだ。
この青いUFOは動画にも撮影されており、明滅を繰り返す謎の物体の姿が複数のカメラによって記録されているという。
果たして、この物体の正体は何なのか。現地の人々によれば、近くの空港に離発着するヘリコプターや飛行機などではないとする声が挙がっている。昔からこの地に住んでいる人曰く、この青い物体のように見える飛行機などは今まで存在しなかったという。また、騒ぎが大きくなってきたので近隣の飛行場に問い合わせた所、青い物体が出ていた場所や同じ時刻、離発着した飛行機やその付近を飛んでいた飛行機などは存在しなかったという回答がなされている。
また、無人飛行機のドローンにLEDなどのライトを付けたものではないかとする意見もあったが、目撃者の証言によれば、ドローンよりも遙かに大きく、高度のある場所を飛行していたため、ドローンの誤認である可能性も低いという。
久々に多くの人に目撃され、また長期間にわたって複数回出現しているだけに、海外のUFO研究家らは珍しいケースとして注目しているようだ。
現地のニュースで報道されたため、UFOファンらが現地入りしたという話も出てきている。
謎の青いUFOは再び住民やUFO研究家らの前に姿を現すのか?正体が明らかになる日は来るのか。今後の展開が楽しみである。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
関連動画
Mysterious Blue UFO Over Bakersfield Leaves Residents Baffled (2015)