社会現象になりつつある『ポケモンGO』。都市部ではスマホを片手にポケモンGOをプレイするユーザーが激増しているが山間や交通の便の優れていない場所ではポケモンがあまりおらずユーザーが寂しい思いをしているという。
一部では都市部ではゲットできないポケモンの設定や地元オリジナルのポケモン「ご当地ポケモン」の登場を待つ声もあるという。
「ご当地ポケモン」についてはお土産屋などで「福岡明太子ごはんピカチュウ」「奈良聖徳太子ピカチュウ」など人気ポケモンがコスプレした姿での商品が登場している。しかし全くオリジナルのポケモンとなると以前から登場が期待されていたが実現したことはない。
一方、ライバルと思われている「妖怪ウォッチ」では「ご当地作戦」は幅広く展開されており北海道ではジンギスカンをモチーフにした妖怪や大阪ではたこ焼きをモチーフにした妖怪キャラを多数作っている。
「ポケモン」と「妖怪ウォッチ」の違いは「妖怪ウォッチ」は日本をモチーフにしており、「ポケモン」は完全に異世界の話で日本の文化を反映したポケモンを作りづらいという理由がある。
そのような理由から、作られてもコスプレしたポケモンが登場するだけという事情もあり、またゲームに登場しないため新たにキャラクターを作り出すという手間もある。
果たして街おこしとして「ご当地ポケモン」は登場するのか期待されている。
(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)