地球に近い惑星、火星。
不毛の大地が広がっているはずの火星表面には、昔から人工物や生物の痕跡らしきものが発見されてきた。
以前アトラスにて、火星で発見された異星人のものか?と言われている奇妙な頭蓋骨を紹介してきた。だが、頭蓋骨などの部分的な骨では、場合によっては岩や石が光の加減などでそのように見えただけ、という事も考えられる。
では、これが「全身骨格」だった場合はどうだろうか。
2016年7月、火星上の探査機からNASAへ送られた写真の中に、奇妙なものが写り込んでいたのである。
岩を枕に、腕をやや広げた状態で倒れ込んでしまったような人の骨。鎖骨やあばら骨に見える部分が確かに存在しているように見える。足の骨も臑の部分などが存在しているようだ。だが、頭部は我々人類のものとやや違って、頭頂部が平らにつぶれたような形になっている。
また、下顎骨は確認できないことから、無くなってしまったものと見られている。なお、周囲に写っているものと比較すると、せいぜい子供ぐらいの大きさしかないようだ。
まるで行き倒れて白骨化してしまったように見えるこの「骨」だが、実は火星上では他にも同様の白骨死体らしきものが探査機から送られてくる写真に写っている事が判明しているという。
いずれも今回のものと同様に、行き倒れたかのような姿勢をとっているため、遙か昔に火星で起きた戦争の結果、亡くなってしまった異星人の骨が化石化したのではないかという説を唱える人もいるそうだ。
近年火星で相次いで報告されている、これらの「化石」達を、我々人類が実際に調査できる日は来るのだろうか。
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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