この驚くべき事件ファイルは、数人の兵士を死に至らしめたとされるシベリアでの接近遭遇に関するものである。
CIAのオンライン機密解除ファイル・アーカイブは奇妙な場所である。十分に掘り下げれば、超能力スパイ計画から敵対的な地球外生命体との遭遇まで、あらゆるものへの言及を見つけることができるからだ。
しかし、特に不思議な文書なのは、1980年にシベリアでUFOが攻撃したという、KGBの250ページに及ぶ報告書の要約を含む1ページのファイルである。
そのファイルによれば、この事件は円盤型の「低空飛行宇宙船」が、定期訓練を行っていた軍の部隊の上空に、何の前触れもなく現れたことから始まった。
部隊の誰かが不意に地対空ミサイルを発射し、その飛行する物体を空から落下させ、少し離れた場所に墜落させたという。
ここからが本当に不可解なところだ。
その場に居合わせた2人の兵士の証言によると、「大きな頭と大きな黒い目」をした5人の背の低いヒューマノイドが機体の残骸から出てきたという。
「自分たちを解放した後…エイリアンたちは一緒に接近し、その球状になった単一の物体に合体した」と報告書は述べている。
「その物体はブーンというノイズを発し、鋭いシューという音を立て始め、やがて真っ白になった。数秒のうちに、球体ははるかに大きくなり、非常に明るい光を放って爆発した」「その瞬間、現象を見ていた23人の兵士が…石柱に変わってしまった」
報告書によると、KGBはUFOの残骸と「石化した兵士」を回収し、分析のためにモスクワ近くの秘密研究機関に運んでいった。
「専門家は、地球人にはまだ知られていないエネルギー源が、兵士たちの生物の構造を瞬時に変え、分子組成が石灰岩と変わらない物質に変えたと考えている」と報告書は述べている。
この報告書はCIAのウェブサイトで読むことができる。報告書を作成したCIAの担当者は、「極めて脅威的な事件」と評している。
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【文 ナオキ・コムロ】
Angelo ScarcellaによるPixabayからの画像