1996年1月6日、ブラジルのヴァルジーニャの街にUFOが不時着、不気味な姿のエイリアンが衰弱した様子で発見されるという事件が発生。後に「ブラジル版ロズウェル事件」と呼ばれるようになる「ヴァルジーニャ事件」である。
この事件は昔から多くの研究家や専門家の興味をひいており、2022年には映画監督ジェームズ・フォックス氏がドキュメンタリー映画「Moment of Contact」を撮影している。
彼は4月26日にジョー・ローガン・ポッドキャストに出演した際、この事件について「君たちにはわからないだろう。エイリアンの宇宙船が墜落して、生きたエイリアンを回収して、コンタクトを取って、アメリカ人が入ってきたんだと思う」と語り、詳細を説明して注目を集めた。
1996年1月6日、ブラジルのヴァルジーニャにて奇妙な生物が目撃された。それは頭に3つのこぶがある小柄なヒューマノイドで、壁の後ろにしゃがみ込んで怯えたような叫び声をあげていた、と当時エイリアンを近くで目撃した3人の若い女性は証言する。
目撃者はカチャ(21歳)とその妹のリリアン(16歳)とヴァルキリア(14歳)の3人で、その奇妙なヒューマノイドと目があった時、まるで『助けてください』と伝えているようだったと証言している。また、エイリアンとの遭遇事例にしては珍しく、この事件は白昼に起きている。
あまりにも「可哀想」な様子を見せていたエイリアンだったが、その周囲にはまるでスカンクのような悪臭が漂っていたため、助けに行けなかったようだ。現地で調査を行ったフォックス氏によれば、現場には足跡と悪臭が残されていたそうで、特に悪臭はしばらくその場から消えることはなかったという。
その後、米軍機がカンピーナスを経由してヴァルジーニャに到着、なぜか町を閉鎖して急いで目撃情報を隠蔽していたと現地の人は伝えている。
フォックス氏は「彼らは何かを飛行機に積んで米国に戻ったため、そこで事件は迷宮入りしてしまった」と語る。ある現地の人は「24時間以内にアメリカ人がやってきて、遺体や船の部品など、すべてを持ち去った」と証言していたため、重要なことは誰にも知らされないまま隠蔽された、と考えている人も少なくないようだ。
今もヴァルージーニャ事件の真相は明らかになっていない。
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 TV Alterosa – Sul e Sudoeste de Minas / YouTube