江守徹は、俳優、タレント、ナレーターなどで活躍する人物。実力派俳優として知られるほか、海外の戯曲の翻訳も手掛ける。バラエティ番組にもたびたび出演しており、その際には中尾彬と口論に発展することがお約束となっていた。
大河ドラマ『元禄太平記』(1975)と時代劇『腕におぼえあり』(1992)では大石内蔵助を、そして『忠臣蔵 瑤泉院の陰謀』(2007)では吉良上野介をそれぞれ演じており、大石と吉良の両方を演じたことのある数少ない人物でもある。
近年、脳梗塞で倒れて以来活動を控えているという江守だが、この時同じく控えるようになったのが酒とタバコだという。
もともとヘビースモーカーであったことに加え、特に脳梗塞以前は芸能界でも屈指の酒豪・酒乱としても有名であり、かつては医師に止められても酒をやめなかった。
酒を飲んでいる中で相手に対し親愛の情が高まってくると、それが男だろうが女だろうが、果ては見ず知らずの人であろうがお構いなしに、抱き着いてキスをするという癖があったという。
「キス魔」とすら称される江守のこの酒癖の悪さは、銀座の店を出禁になってしまったという噂や、友人の地井武男すら「江守とは酒を飲まない」と言い、あの和田アキ子も怖がったそうだ。
ゴリラが羽交い絞めにして嘗め回してくるようなキス、と形容されることからもその恐ろしさの一端が垣間見えるだろう。
そんな酒にまつわるエピソードが多いものの、中には帰宅を嫌がり散々ごねて周囲を困らせるといったものや、そんな状態でも奥さんが迎えに来ると素直に従って一緒に帰るという話もある。
【参考記事・文献】
・https://x.gd/sY7zP
・https://anincline.com/emori-toru/
・https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B1%9F%E5%AE%88%E5%BE%B9
・http://www.sankei.co.jp/yuyulife/mukiatte/200901/mkt090108001.htm
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【文 ZENMAI】