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「楽天」のCMでご存じ『楽天カードマン』の規約違反ヒーロー疑惑とは

楽天とは、電子商取引事業、いわゆるネット通販を展開する国内最大手の企業グループであり、「楽天市場」を運営。1997年に三木谷浩史が創業、安土桃山時代の「楽市・楽座」のような賑わった市場を創り、また明るく前向きに行こうという楽天主義の意向から、「楽天」と名付けられたという。

そんな楽天の連結子会社・楽天カード株式会社が発行するクレジットカード「楽天カード」のCMでは、楽天カードマンという強烈なインパクトを放つヒーローが登場することで有名。川平慈英が演じる楽天カードマンといえば、楽天カード2枚で目元を覆い、胸元に”楽天”のRの字をこしらえたスーパーマンを思わせる風貌のキャラクター。

設定も思った以上に凝っており、クレジットカードの不正利用と戦っているという情報に加え、さらには「ポイント戦隊楽天カードマンズ」という戦隊も組まれ、CMでは5人が集まって敵・アマゾゲスを倒すという展開が繰り広げられている。

しかし、この楽天カードマンにはいくつかの疑惑が存在している。

例えば、先の戦隊楽天カードマンズについて、「man」の複数形は「men」(メン)なので「楽天カードメン」が正しいのではないかという誤文法疑惑。これについては、「楽天カードマン」が固有名詞であるため、その複数形となる「楽天カードマン”ズ”」で正しいとして一応の決着はついている。

もう一つ、楽天カードマンに対する最大の疑惑として知られているものとして、「楽天カードマンは規約違反をしているのではないか」というものがある。

理由は、楽天カードマンが所持している目元のカード2枚。楽天カードは、規約上同一人物による複数保持ができないことになっていることから、楽天カードマンは違法カードマンなのではないかとの疑惑が浮上したわけだ。

これについては、2017年以降に規約が緩和されたことで2枚持ちが可能になり、これによって合法カードマンだったと一時は落ち着いた。

だが、それとは別の違反疑惑も存在している。

これは、楽天カードマンのカードが2枚とも同じ番号になっており、これはいわばカード偽造(刑法163条)にあたる可能性が指摘されたことで、楽天カードマンは偽造カードマンなのではないかという新たな疑惑が沸き上がった。

これについては、片方が磁気不良で再発行したカードであり、楽天カードマンは再発行カードと磁気不良の古いカードの2枚を使用しているにすぎないとの考察・弁護がなされたことで、辛くも(?)偽造カードマンの汚名は免れたようである。

余談だが、先に2枚保持は現在問題ないという件に触れたが、実は楽天カードマンはそのベルトに”3枚目”のカードを持っている。

これについても、アルペングループと楽天カードの提携クレジットカード「アルペングループ楽天カード」が上記2枚の制限外で持つことができるため、楽天カード3枚持ちも不可能ではないことになっている。

楽天カードマンは、法にも抜け目のないヒーローであるようだ。

【参考記事・文献】
https://x.gd/ecFag
https://sugoi-card.net/rakuten-cardman
https://cards-point.com/rakutencardmans-5nin/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12302679117

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【文 ZENMAI】

画像 ウィキペディアより引用