UFO・UMA

【イギリス発】ビーチにあがった人魚のミイラ

イングランド・ケント州の海岸マーゲートビーチで謎の「骸骨のような」人物が不気味に発見され、海水浴客を困惑させている。

3月10日月曜日、ポーラ・リーガンさんは夫のデイブさんと散歩を楽しんでいるときに偶然この物体を発見。遭遇した瞬間について、リーガン夫人はこう語った。

「先週の月曜日、とても美しい晴れた日で、私たちはビーチを散歩して蜘蛛の巣を吹き飛ばそうと思ったんです。ビーチは完全にほかに人がいなかったなので、本当に目立っていました。最初は、奇妙な尾びれのようなものが見えたので、流木か死んだアザラシかと思いました」

よく見ると、その姿ははるかに不気味なものだったという。

「頭は骨のようでしたが、魚の尾がある後ろの部分は柔らかくてフニャッとしていました。ヌルヌルしたり腐ったりしている感じはしませんでしたが、明らかに奇妙でした」

リーガン夫人の写真を見ると、骸骨と人魚のハイブリッドのようであり、部分的に砂に埋もれて海藻が絡まり、骸骨の頭と尾のような構造をしていることが分かる。

この奇妙なものは船の装飾品の彫刻ではないかと示唆する者もいたが、リーガン夫人は結局「誰もそれが何なのかは分からない」とつぶやいた。

醜い発見についての自分たちの説明を「誰も信じないだろう」と考えた2人は、この不可解な物体の写真を撮影。この写真がネット上で出回り始めると、未確認動物学者や見世物ファンはすぐに、この発見された物体が有名な「フィジー人魚」の一種であると特定した。

フィジー人魚はかつて人気があったが、悪徳プロモーターがエキゾチックな動物として売り飛ばした作り物。これがどのようにしてマーゲートのビーチにたどり着いたのかはもちろん謎だが、騒ぎを起こそうとしたお調子者がそこに置いたのではないかと想像される。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Paula Regan