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見たら不幸に…!?かつて「陣内智則」コンビ時代の不穏な都市伝説

陣内智則といえば、かつて絶大な人気を得ていたバラエティ番組『エンタの神様』で、映像や音声にツッコミを入れる芸風によって大ブレイクを果たし、現在はYouTuberとしても活動を展開する吉本興業所属のお笑い芸人である。

彼がNSCに入ったきっかけは、シンガーソングライターの尾崎豊の大ファンであり、「芸能界に入れば彼と会えるはず」との動機によるものだという。しかし、NSCに合格して数日後にその尾崎が死去してしまい、対面を果たすことは叶わなかった。

さて、彼はもともと、小学生時代からの幼馴染でもあり、NSC11期生の同級生でもあった西口圭と共に「リミテッド」というコンビを結成していた。だが、大阪で活動していたものの世に出ることもなく、コンビとしての活動はわずか3年で終了してしまう。

当時、リミテッドにはある奇妙な噂が広まっていたという・・・それは、リミテッドを見ると不幸になるというなんとも穏やかではない内容だった。

きっかけとなったのは、心斎橋2丁目劇場の生放送番組でリミテッドが初めて出演した時での出来事だ。

彼らがネタを1分やる間、その画面上部に台風が来ているという緊急速報が流れた。ところが、その後も彼らが出るたびに緊急速報が流れることとなり、計3回連続で起こったこの事態から「リミテッドがテレビに出たら何かが起こる」という噂が出回り始めた。

これが「リミテッドを見ると不幸になる」という話に転じていき、その結果、彼らが出番で登場するとお客さんが下を向いてネタを見てくれなくなってしまったという。

最後には番組を降ろされてしまうのだが、これは当時陣内のかけていた眼鏡に証明の明かりが反射し、視聴者から眩しすぎるとクレームが入ったことが原因とのこと。

別の話では、これとともに「2丁目で一番おもんないコンビ」などと辛辣な評価をされていたとも言われているため、ますますコンビでの活動に支障が出ていたのではないかと考えられる。

相方の西口は、解散と同時に芸能界を引退。実は、リミテッドが解散した年の1995年、ケンドーコバヤシもコンビ解消をしていた(元ハリガネロックのユウキロックとともに「松口VS小林」というコンビを組んでいた)。

偶然同じ年に解散をしていたことから、陣内はコバヤシにコンビを組もうと誘ったこともあった。だが、コバヤシがその時すでに別の人物に声を掛けていたため、陣内とコバヤシのコンビが誕生することはなかった。

現在、どちらもピンとして活動し続けているのはなんとも運命的だ。

因みに、リミテッド(limited)というコンビ名は陣内の命名によるものだが、「リミット」(limit)と間違えて付けられたものであったという。

【参考記事・文献】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/04/30/kiji/20220430s00041000207000c.html
https://mantan-web.jp/article/20220428dog00m200042000c.html
https://densetu.tokyo/zinnaitomonori/#toc7
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/04/29/0015261677.shtml

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【文 ZENMAI】

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