陣内孝則とは、日本のお笑いタレントでYouTuberとしても活躍する人物・・・ではなく、俳優、タレント、そして映画監督などで活躍する人物である。
長きに渡り個性派俳優の一人として人気を獲得しているが、当初はバンド活動から出発しており、彼がスクリーンデビューをしたSFアクション映画『爆裂都市 BURST CITY』(1982)をきっかけとして、俳優業に力を入れ始めたという経緯がある。
なお、本映画は夜間に若者たちが怒号をあげて激しいバトルを繰り広げるという撮影がされたが、それに地元のチーマーが大勢で殴り込みに来るなど壮絶な撮影となったことが今では伝説化している。
さて、冒頭のお笑いタレントの下りは、もちろん吉本興業所属の陣内智則のことであるが、よく見てみると両者は「孝」と「智」のそれぞれ一文字違いであり、しかもいずれも儒教の八徳の中に含まれる一字であるために名前表記だけではなんともややこしい。
そのせいか、トラブルめいたエピソードがあったこともまた事実。
陣内(智)によると、実のところ陣内(孝)から「改名しろ!」とたびたび怒られているのだという。その理由は当然ながらたった一文字違いでややこしいという点に集約されており、あるバラエティ番組でチームに分かれて対決となった際には、「まがいものの陣内には勝ちたい」と陣内(孝)が宣戦布告するような場面もあった。
この一字違いの実害はネットでも展開されているようであり、「陣内孝則二股疑惑」といった表題が上がると、「どう考えてもお前(智)のことだろ」と迷惑している様子である。
しかし、名前の勘違いにまつわる話はこれだけに留まらなかった。
ある時、和田アキ子が陣内(智)を飲み会に呼ぶはずが陣内(孝)の方へ電話をしてしまい、「明日ドラマの撮影なんですが」と言って断ろうとするも「なんでお前がドラマなんか出てんねん!」と強制的に呼び出した。もちろん、飲み会には呼ばれた陣内(孝)の方がやって来たのだが、それを見てアッコは「何で来たの?!」と驚き、そこで自分が勘違いしていたことにやっと気づいたのだそうだ。
丁重に謝って結局陣内(孝)にはすぐに帰ってもらったようであるが、その後アッコにより「昨日は酔っぱらってて、本当にごめん」というメールが届くことになった・・・のだが、その謝罪メールが届いた相手は陣内(孝)ではなく陣内(智)の方であったという。最後の最後までアッコの勘違いが炸裂したエピソードとなってしまった。
この陣内対決・陣内ややこしい問題に、果たして決着はつくのだろうか。
【参考記事・文献】
陣内智則 先輩の孝則から「改名しろ」 一字違いで「ややこしい」
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/05/11/0010178361.shtml
陣内智則、アッコが“陣内違い”で孝則呼び出す まさかのオチにスタジオ爆笑
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/04/04/kiji/20230404s00041000641000c.html#goog_rewarded
『爆裂都市』伝説の暴動シーンはこうして生まれた「地元のチーマーが殴り込みに来た」
https://www.cinematoday.jp/news/N0079122
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【文 ZENMAI】
画像 ウィキペディアより引用