自動車ニュースサイト「レスポンス」によると、トヨタの新技術として「アルミテープによる空力コントロール」を開発したことがわかった。
これは車体にアルミテープを貼り付けることにより車体の空力バランスをコントロールし、安定性や回頭性に効果があることが実証されたということである。
これは市販のアルミテープでも代用が利くということで、車体の様々の場所に貼ると場所によって様々な効果があるという。
開発者自信も「非常にオカルト的な技術」と不思議な効果を認めているという。
現在、ニュースはネットを中心に話題になっており、「マジかよ。アルミテープ買いに行く!」「お手軽だし効果を試してみたい」という声が続出し2017年は「アルミテープ付き自動車」が多くの公道を走るのではないかといわれている。
この「謎のアルミテープ技術」を聞いて、主に30代の世代が思い出したのが「ミニ四駆」の謎技術だったという。
1990年台に大ブームとなったミニ四駆はモーターやタイヤを自分で交換可能で、様々な工夫で誰よりも早い車体を作ることが可能であり、ブーム絶頂期には「謎技術」ともいえるカスタマイズが誕生。
特に有名なのは「肉抜き」と呼ばれるミニ四駆のボディをくり抜き重量を減らしたり、空気抵抗をなくすカスタマイズが流行り、ブームに付随するように「加熱フィン」をつけたとされるモーター(ただの両面テープ疑惑があった)や二段階のローラーが発売されるなどした。
また、今回のタミヤが発見したアルミテープ技術も、実は90年代のお小遣いの少ない小学生の間では誠しやかに囁かれていて、テープを貼ることで見てくれのカッコ良さのほか、空気抵抗をなくすとされていたが科学的な根拠はなく、子供の間でのみ流行していたことがあった。
今回、十数年ぶりに謎技術が再認識され、当時のミニ四駆ブームの頃の自分達の言っていたことが正しかったんだ、と懐かしむ元少年は多いという。
(文:江田シャクレロ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)