サブカル

「緑黄色社会」 たった1ヶ月だけ所属していた幻のメンバー

緑黄色社会は、日本の男女混成4人組のバンドである。2024年『NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部の課題曲の書下ろし楽曲「僕らはいきものだから」を発表するほか、ドラマやアニメの主題歌も手掛ける人気バンドとなっている。

この一風変わったバンド名は、全く偶然に生まれたものであるという。バンドを組むことが決まった当時のこと。肝心のバンド名について、日本だから『東京事変』のように漢字表記のものにしたいという意見があった。

当時、ボーカルの長屋晴子が『野菜生活』を飲んでいるのをギターの小林壱誓が見て、「緑黄色野菜でいいじゃん」とジョークで言った。

ところが、それをメンバーが「緑黄色”社会”?」と聞き間違えてしまい、結局これがバンド名となってしまった。

聞き間違えから誕生したバンド名ではあったが、2024年3月には本当にカゴメ「野菜生活100」のアンバサダーに就任し、CM楽曲まで書き下ろす快挙を成し遂げた。

やはり、「緑黄色野菜」が由来となっているだけあり、野菜飲料のCMオファーは念願だったという。

さて、彼らのバンドは2011年に結成され、はじめは5人組であったものの、2015年にドラマーが脱退して以来4人組編成になったと説明されている。

しかし、実は最初期に全く別のメンバーが1人存在していた。

その人物とは、ダンサー・俳優として活動する天野夏実。

天野は、ボーカルの長屋と同じ高校で、ギターの小林やキーボードのpeppeたちと共に軽音楽部に所属していた。

当初天野は、ベース以外が集まっている中でベース担当として声がかけられたために引き受けた。だが、当時からダンスレッスンに通い多忙であった天野の所属期間は、わずか1ヶ月にも満たないほど短かったという。

とは言うものの、これも深刻なものではなく、最初に声を掛けられた時の返事と同様、辞める時も「辞めるわ」とかなり軽い返事だったそうだ。

長屋は、最も彼女と仲が良かったということで、現在も親交は続いているという。

なお、緑黄色社会効果とでも言えるのか、かつては部員もわずかな数であった母校中京大学附属中京高等学校の軽音楽部は、現在とんでもない人数になっているという。

【参考記事・文献】
https://news.ntv.co.jp/category/culture/8ea978d18ede42a6a252caaf1f76883d
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000099065.html
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B7%91%E9%BB%84%E8%89%B2%E7%A4%BE%E4%BC%9A
https://web.archive.org/web/20220715232607/https://news.radiko.jp/article/station/LFR/72147/

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【文 ZENMAI】

画像『ピアノ・ソロ 緑黄色社会 BEST SELECTION

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