今週、アルゼンチンのある都市で、魔女らしきものが通りをシャカシャカと歩く様子を映した動画が拡散され、住民たちに緊張感が・・・
しかしその後、異様な光景の発信元がその正体を明らかにしたため、住民たちの不安は一気に鎮まった。
地元メディアの報道によれば、この奇妙な事件は月曜日の早朝、アルゼンチンのソーシャルメディアに不穏な映像が投稿されたことから始まった。
動画では、マントを羽織った猫背の人物が、シンコ・サルトス市の通りをゆっくりと移動しているのが確認できる。
この映像は瞬く間に広まり、またその謎の見知らぬ人物が地域内を歩き回っているのを目撃したと主張する人々も多く現れた。
シンコ・サルトスではパニックが起こり、警察のパトロールを増やすよう要求する住民も相次いだ。また、映像に映し出された人影があまりにゾッとするものであったため、不気味な見知らぬ人物に遭遇するかもしれないという恐怖から外出を拒絶する住人もいた。
ネット上では、シンコ・サルトスが魔女やその他のダークアートの実践者たちの隠れ家のような場所であることを示唆する”都市伝説”までもが吹聴されるようになった。
幸いなことに、この動画が拡散された数日後、映像に映っていた人物は、とあるコスプレ少年が彼の叔母に撮影させたものであることが判明。
このシーンがネット上で大きな反響を与えたことに驚いた家族は、不安を強めたコミュニティに対し、不思議な見知らぬ人物が魔女ではないことを証明するため名乗り出ざるを得ないと感じたという。
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【文 ZENMAI】
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