錦鯉（にしきごい）は、長谷川雅紀と渡辺隆の二人からなるSMA所属の漫才コンビ。「こーんにーちわー！」のつかみネタはお馴染みだろう。
2012年の結成当時、渡辺は33歳、長谷川に至っては40歳と他のコンビに比べて結成が遅く、2020年には「M-1グランプリ」歴代最高齢ファイナリストとして出場、翌年「M-1グランプリ2021」にて見事優勝を勝ち取った。
お笑いコンビのコンビ名の由来というのは多種多様に溢れているが、錦鯉のそれは実にあっさりとしたものだ。
コンビ結成当初、まだコンビ名が決まっていなかったタイミングでライブの主催者から「コンビ名を教えてくれ」との電話が入った。その時応対していた渡辺がふとテレビに目を向けると、外国人が錦鯉を爆買いしているというニュースをやっており、それを見て「錦鯉です」と決めてしまったという。
両者ともに非常に濃いエピソードを持っている。
特にボケ担当の長谷川にまつわるものは多く、特に知られているのは貧乏生活にまつわるものだ。
かつて、家賃3万で風呂・エアコンなし築60年の物件で生活をしていたという彼は、とにかく金欠で電気代が払えず、たびたび電気がとめられていた。夜間のアルバイトをしていたものの、身支度のためにヒゲを剃るにも明かりがなかったため、近所の信号機の光を利用してヒゲを剃っていたという。歯を磨く時も同様であったとのこと。
また、渡辺いわく「怠惰」ということもあり、部屋はいわゆる「汚部屋」状態となっており、ある番組の大掃除企画で出演した際には、換気扇の埃があまりにもひどく「オニヒトデ」と形容された。
男性芸人同志でディズニーランドに行くことになった時には、仲間から「汚い恰好で来ないで下さい」と言われたものの、「綺麗な服はスーツしかない」ということで、たった一人スーツ姿でディズニーを堪能したそうだ。
因みに、彼はこれまで計10本歯が抜け落ちており、このうち2本は歯医者で歯形を取っていた際に抜けてしまったとのこと。前述した汚部屋時代には、抜けた歯が部屋に放置されたままだったそうだ。
ボケ担当ということもあってか長谷川のエピソードは非常に際立っている。だが、ツッコミ担当の渡辺も負けてはいない。渡辺は、無類のAV好きとしても知られており、Twitter（現X）でフォローしているアカウントは、芸人以外ほぼAV女優だらけだという。
そのフォロー数も、AV女優であればほぼ抑えているといっても過言ではない状態と言われており、芸人仲間がAV女優のアカウントを開くと、（この時渡辺をフォローしている場合）高確率で「渡辺にフォローされています」という表示が出るという。
AV所持数も並外れており、一時期は下手なビデオ屋の所有数すら大きく上回る3000本以上のAVを持っていたという。さらに、痛風持ちの彼は、ある時痛みからライブを休んだにも拘らず、AV女優のサイン会には足を引きずりながら赴いたそうだ。
このため、「AV女優がAVデビューする前から把握している」「この世に存在するAVがほぼ視聴済み」ということがまことしやかに囁かれているそうだ。
【参考記事・文献】
・https://www.kodomomatsuri.com/nishikigoi-hasegawa-episode/
・https://lefty322.com/nisikigoi-watanabe-kekkon-6400/
・https://x.gd/qi8c2
・https://x.gd/jWxvV
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