数々の疑惑を残したまま舛添東京都知事が辞任し、このままうやむやの状態で幕引きとなるようだが、都民のモヤモヤ感は今も続いている。舛添疑惑の徹底解剖を訴えていた都議会議員たちも、その直後に起こった都議会議員によるリオオリンピック視察問題の対応でそれどころでなくなっている。
一説には追加費用も含め一億を超えると言われている今回の視察ツアーの費用対効果には疑問が投げかけられており、派遣される議員団のメンバーには嬉々として舛添元知事の疑惑を追求していた議員も含まれている。まさに舛添元知事に向けていた批判がブーメランで自分たちに降りかかった形だ。なんとマヌケな話であろうか。
また、今回の問題指摘は、かつての舛添元知事の側近グループからマスコミに情報に流されたという指摘もあり、舛添元知事の最後っ屁だと皮肉を言う人物もいる。
さらに舛添元知事の今後の動向だが、引退するにはまだ早く、娘や息子の学費も必要であることから、一年以内での復帰が噂されている。既に幾つか情報が乱れ飛んでおり、地方にある某大学が来年から教授に迎えようと画策に入りつつある。
また、テレビ番組では『サンデージャポン』がオファーを出すのではないかと妙な期待が集まっており、出演した場合、終始舛添批判を展開したテリー伊藤との因縁の対決が実現するのではないかと、サンジャポファンの期待が集まっている。テリー伊藤に叱られ、爆笑問題にいじられながらも舛添元知事が復活する日はあるのであろうか。
(隼 英人 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)