パワースポット

火星に派遣され防衛軍兵士をつとめた男「キャプテン・ケイ」の証言とは

人類は既に火星に到達している、という話がある。

これに関しての有名なものとしては、1960年~70年代にアメリカで行なわれていたというプロジェクト・ペガサス、そこで利用されていたという「ジャンプルーム」の存在だろう。

ジャンプルームは、いわゆる惑星間テレポーテーション装置と言われるものである。米国元大統領バラク・オバマが青年時代、ジャンプルームによるテレポート実験に参加し、またその火星のレプティリアン型宇宙人と接触したという。

以上は有名な都市伝説ではあるが、なんとその火星には地球の植民地が数ヶ所存在、地球人とエイリアンによる戦争が今も繰り広げられているというような証言すらあるという。

この衝撃的な証言を発表した人物は、米国海兵隊員を務めるランディ・クレイマーという人物だ。「キャプテン・ケイ」との通称もある彼の”内部告発”は、2014年6月にイギリスのデイリーミラー紙に掲載されたことで知られるようになった。

それによると、クレイマーは「プロジェクト・ムーンシャドウ」という国の秘密宇宙計画(SSP)の訓練を受けるため、秘密裏に徴兵されたおよそ300名の少年少女の中の1人であり、訓練を始めた時はまだ4歳だった。月への基地派遣を通じて火星の基地に行き、そこで17年もの期間を過ごしたのだという。SSPは、アメリカ、ドイツ、ロシア、中国の4ヶ国によって主催されていた計画であったとのこと。

1987年、すでに存在している火星の民間入植地を護る火星防衛軍(MDF)の一員として強制採用された。派遣されたのは、火星に5ヶ所ある地球の入植地のうちの1つ「アリエス・プライム」で、そこでは科学者から農場労働者にいたるまでのあらゆる人々で構成されていた。

また、クレイマーによれば、火星には2種類の土着の知的生命体、爬虫類型と昆虫型のエイリアンが居住しているという。彼らいわゆる火星人は、”巣”を邪魔しない限りは人類を隣人として扱い何の問題も無かったが、多少の小競り合いは幾度か起こっていた。

争い続けることに不利益を感じた双方は、和平条約を結んだ。内容は2つあり、1つ目は人類が火星人の聖地を侵さないこと、2つ目は火星人らと協力しドラコニアンの侵略に抵抗することであった。後者についてはドラコニアンの撤退という成功をおさめることはできた。

ところが、問題が起こったのは前者のほうであった。本部から、火星人の聖地であるトンネルに1000人もの部隊を送り遺物の奪取が命じられたのだ。

クレイマーを含め上官らも懸念を伝えるが、本部からの命令に逆らうことはできず、「聖地を侵さない」という違反行為を起こしてしまう。その結果、トンネル内で火星人らとの争いが巻き起こってしまい、彼は辛くも生還を果たしたというのだ。

その後、傷が快復したクレイマーは上官からパイロットの持ちかけをされ、SSP参加の最後の3年間を最初に派遣されていた月で過ごし、その後任期を終えて地球に帰還したという。その帰還前には、リバースエイジングによってSSPとして過ごした20年もの記憶が封印され、近年までそれが蘇ることはなかったという。

クレイマーの体験と証言は、あまりにも奇妙奇天烈な話である。火星にはすでに複数の地球人による植民地があり、火星人との戦闘も巻き起こっていた、そのような内容はにわかには信じがたい。ただ、同時期にクレイマーと同様の証言をした人物が他にも数人いるというような話もあるそうだ。

果たして、これらは事実からもたらされた話であるのか。それともこれは現実的な問題、いわゆる地球外生命体などとは別で火星の領土や資源の独占に絡んだスケープゴートであるのか。

【参考記事・文献】
https://keen-area.net/2022/869/
https://keen-area.net/2022/870/
http://fromnewworld.com/archives/1326

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【文 黒蠍けいすけ】

Bruno AlbinoによるPixabayからの画像