お久しぶりです。高知のTです。お世話になってます。突然ですが、会社の常務から不思議な話を聴きました。
今から30年程前の話です。
その当時、改造したセダンで夜に高知の中心部を走りながら女性をナンパする「町まい」というのが流行ってました。その日も男友達(Aさん)と2人で街を回って2人の女性をドライブに誘ったそうです。
その日のドライブは高知でも有名な某観光地跡に行くことになったそうです。そこは経営不振でオーナーが首吊りしたと言われるホテルがあり、その頃の若者の間では定番の場所だったそうです。
車の中でその行き先を言うと、後ろに乗っていた女性2人は「やめようよ!怖いし!」と言っていましたが、「ええから行こうや!」と半ば強引に連れていくことにしたそうです。
現地に着いて、その例のホテルに入ろうとしたそうですが、物音がすごく、すでに誰かいるのだろうと入るのをやめて帰ることにしたそうです。
女性たちを家に送って行き、最後にAさん宅に向かっていると、「俺を降ろしたらいつもの道じゃなくて、北側の山の道から抜けたらええわ」と教えてくれたそうで、Aさんを降ろしてからその道を通ったのですが、その後の記憶がまったくないそうです。
気がつくと夜中に行った例のホテルのある地区の入口に居たそうです。
どこをどう走ってきたかも記憶になく、ふと気がつくとその場所にいて、ゾッとしたそうです。今でも何が何だか分からないそうです。
最近、あまり体験談の収集ができておりませんが、また何かありましたらメールします。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 高知のTさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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