ホラー映画の代表格である「エクソシスト」(1973年)。
今も評価の高いこの作品だが、公開された当時は実際に映画館で恐怖のあまり失神する人が出たと話題になった。
実は撮影中に様々なトラブルが起きていて、「呪われていたのではないか」「実際に悪魔が撮影に悪影響を及ぼしていたのではないか」という噂が流れたという。
1972年に撮影が始まった後、セットの家を火災が襲い、広範囲に被害を及ぼすこととなった。にも関わらず、実際の悪魔払いのシーンに使用された部屋は無傷だったという。
この映画に出演したジャック・マッゴーランとバシリキ・マリアロスの二人は撮影が終わった直後に亡くなり、主演のリンダ・ブレアとランカスター・メリン神父を演じたマックス・フォン・シドーの二人は撮影中に近親者を失った。
またデミアン・カラス神父を演じたジェイソン・ミラーの息子はオートバイ事故で重体に、他にも撮影中に数人の俳優が負傷。そのうちの1人はリンダ・ブレア自身で、撮影中に特別な仕掛けが体につけられていたが、ある日固定用の紐が緩み、体が激しく揺さぶられた際に背骨を骨折することとなった。
あまりに奇妙な現象が相次いだため、「エクソシストの呪い」のに迫る新しいドキュメンタリーも撮影された。
そこでリンダ・ブレア本人も登場し、事件について証言もしている。彼女のインタビューの一部は以下の動画で見ることもできるので、気になる人はぜひ視聴してみてほしい。
(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ウィキペディアより引用