呪い

【山口敏太郎の呪物コレクション】化粧する化物

【化粧する化物】

化粧をして喜んでいる女の化物を描いたもの。

【暁斎百鬼画談】

元の絵は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の版本『暁斎百鬼画談』に収められている。彼の遺作となっているこの画集には、百鬼夜行屏風を思わせる様々な妖怪が描かれている。

絵そのものにタイトルは無く、元の絵では右側にもさらに別の化物が描かれている。

(写真:山口敏太郎事務所 所蔵)