【三つ首コブラ】
三木大雲氏からもらった、三つの首を持つコブラの写真である。
インドにおいては、首がたくさんあるものは「聖なるもの」と見なされている。この画像がネット上に公開された後、アメリカに渡ってコラージュ加工された末に、「七つ首コブラ」となって再来してきた。
【多頭蛇アナンタ】ヒンドゥー教の最高神ヴィシュヌ神が世界創造の合間で休む際、「アナンタ」と呼ばれる多頭コブラの上で横になったという。
アナンタは、ヴィシュヌ神との関りが強く、”1000の頭”を持つという風に言われているが、絵画などでは七つ頭で表現されることが多いのだという。加工した人物がそれを承知の上で首を増やしたのか、それとも単なる偶然であったのかは定かではない。
(写真:大内かっぱハウス2F 山口敏太郎妖怪博物館)